ホモがTL漫画を斬るわよ?

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【感想】『Hな少女漫画のつくり方/ミナモトカズキ先生』

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私は漫画の中だけで恋愛できればいい――

評価/名作
内容・見所をザックリ言うと

  •  漫画家志望の処女OLとプレイボーイのお話
  •  片桐の下品さと紳士的な対応のギャップ
  •  恋愛だけではなく、漫画家という要素も描かれる

 

こんばんは、氷太よ。

今日はミナモトカズキ先生の

『Hな少女漫画のつくり方』 

を頂いていくわね!

・・・ふむ。

BLで結構お世話になっているカズキ先生なんだけど・・・・。

どの漫画もお顔立ちが一緒なのよね!

ワンパターンなのよ・・・。

なんていうかこうワンパターンなのよ!

 

 ・・・まあこのお顔立ちがドストライクなアタシにしたら

   願ったり叶ったりなんだけどさ。

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あらすじ

 少女漫画家を夢見る私(処女)。会社でこっそり(エッチな)原稿を描いているところをイケメン同僚に見られてしまい、「こんな漫画じゃ抜けねーよ」……なんて言われて、漫画作りのためにエッチの体験講座(!?)をすることに……!?

こんな感じね。

少女漫画家を夢見てるのに、エッチな原稿を描いているのか・・・(困惑。

TLも少女漫画に入るって事なのかしら・・・?

アタシ、ここらへんの区分もよく分かってないのよね~。

それを見たイケメンが「こんな漫画じゃ抜けねーよ」か・・・。

あの~・・・TLだとしても少なくとも男が抜くようなエロ本ではないんじゃないでしょうか?

アタシがよく分かってないのか、設定が荒いだけなのかどちらなのかしら・・・?

ま!読めばハッキリするわよね!

登場人物

片桐

デリカシーの欠片もないプレイボーイ。

女性の扱いは心得ている。

ある夜、倉田の漫画を見てしまう。

倉田 

28歳、ウブじゃない系処女OL。

片桐の事を嫌っている。

創作中の漫画を片桐に見られ、エロさが足りないと指摘される。

 

感想(ネタバレ有り)

1P目の扉絵からして既に卑猥。

何かすんごいノンケって感じがする。

つーか雄って感じ。

まあノンケだし雄なんだけどさ・・・。

 

物語は片桐が昨晩のプレイの感想を同僚に語っている所から始まる。

「思い出しただけでも勃ってきちまうぜ!」なんて言っている

お前を見てたら半勃ちしちまったぜ!

 

そういう発言がデリカシー無さ過ぎんだよ!!

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そんな下品片桐を倉田は侮蔑する。

これ当然よね、この女の気持ち分からんでもないわ。

だが「そんなんだから枯れてる」というニュアンスの言葉を投げかけられ、怒る倉田。

だが倉田は理想的な恋愛をしていると自分に言い聞かせる。

「私の恋とはずばり、理想の恋愛を漫画にする事

 

・・・・んんん?

この女は何を言っているんだ・・・?

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そして倉田の漫画を見て、エロさが足りないと言う片桐。

そしてあろう事か、漫画の為という名目のエッチ講座を始めようとする。

 

んん~・・・・。

アタシこれが最初のTLだからさ、分かんないんだけどさ。

カズキ先生の実力はBL読んでて知ってるから、間違いないだろうと思って読んでみたんだけどさ。

こんなわびさびとか情緒とか一切ないのがTLなの?

強引過ぎひん?

 

 

と思いきや、締めるところは締めるという実にカズキ先生らしい流れ。

SEXしか取り柄のない自分だけど、倉田の役に立てるなら・・・。

と語る片桐。

なによ・・・カッコいいじゃないの・・・。

アタシにも言って!お尻貸して!

そしてとんでもない状態で下書きが完了する。

下書きって事は・・・これから色々と加筆していくって事なのかしら?

と同時に「俺の役目は終わりだな」と告げる片桐。

「こっから先は倉田が本当に好きになった男に教えてもらいな」

 

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今までやってきた事考えるとどう考えても下品なのに・・・。

コイツ、ほんまに男前やんかいさどやさ・・・。

そして倉田は、片桐を見る度に胸に小さな痛みを覚えだす。

そのセリフがカッコイイ。

「この痛みの正体が分からない程ウブじゃない。」

オカマ受けするようなセリフね!!

 

これさ~・・・・。

アタシ思うんだけど、エッチ講座云々は省いてさ、あくまでもプラトニックな路線貫いていればもっと良い漫画になったんでねーの?

コレよコレ。

こういう触れたら壊れそうな繊細な気持ちが見たかったのよ。

序盤のエッチ講座なんか完全にコメディじゃねーか・・・。

アレがあったから倉田の漫画仕上がったのは確かだけどさ・・・。

 

そしてドラマティックな流れから、コレってドラマティックなのか・・?と首を傾げる展開から愛のあるプレイシーンに至る。

 

・・・さすがカズキ先生。

アタシが期待してた通り。

片桐のガタイ半端ねぇー!!

絶対にマッチョなのよね、カズキ先生の漫画って。

必ず腹筋6個は割れてんのよ。

なんて美味しそうなんだ!!

 

そしてTL業界のお声がかかり、原稿を提出する倉田。

だが

「プロット全然ダメですね、没です。」

と言われてしまう。

 

・・・は?

何?没になった漫画ってもうそれだけでダメなの?

ここをこうしてこうした方が・・・とかいう流れじゃないの?

これ精神的にキツくない・・・?

 

そして没の連続。

原因は現実での恋を知ってしまったからと嘆き、片桐を、自分を責めてしまう倉田。

そして片桐が自分に与えてくれたものを改めて知る。

今までの想いを、今こそ漫画に全てぶつける。

 

まとめ

全体的に愛を凄く感じ取られる漫画だったわね!

物語後半のページ上に描かれた2人の描写は鳥肌立ったわ・・・。

まさにこの漫画のコンセプトと2人の関係性を1Pで見事に表現したと唸る程。

問題は前半のエッチ講座の軽さよね。

徐々に徐々に・・・だったらまだ分かるんだけど、いきなりチチ揉んだりしちゃってんだもの片桐。

でもま、その下品さと紳士的な部分のギャップにやられちゃうのは分かるわ。うん。

作中に登場する倉田の作品『イケメン社長のお尻事情』めっちゃ笑えるわよ!!

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今回の漫画

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